ついに完成!お客さまのアイディアを元に誕生した「こんなの欲しかった!」エプロン開発秘話
皆さん、こんにちは。RICCI EVERYDAYの仲本千津です。
先日オンラインストアに登場した「ワンショルダーデニムエプロン」は、ご覧いただけましたか。実はこの商品、お客さまからいただいたご意見を元に、ウガンダのスタッフと議論しながら生み出されたものなんです。
今日はエプロンの特徴と開発秘話について、一挙ご紹介したいと思います。
ワンショルダーデニムエプロンについて
今回登場したワンショルダーデニムエプロンの特徴は以下の5つ!
①アフリカンプリントとデニムを使い、前後を逆にして着られる2WAYエプロン
②ポケットがたくさんついており、収納力抜群
③紐の結び目を決めてしまえば、シャッと被って着られるワンショルダーデザイン
④サイドの紐を結ぶことで、体型に合わせた調節が可能
⑤熱いものを持つときに便利なミトンつきデザイン!?
このワンショルダーデザインが、他ではあまりみないユニークなデザインでいいと思いませんか?
丈が短く、スリットが正面とサイドに入っているので、可動域も広く、とにかく動きやすいのです。
そしてその日のファッションに合わせて、アフリカンプリントを前面にもってくることもできますし、デニムを前にすることもできます。ポケットがアフリカンプリントなので、ワンポイントになってとても可愛いですよ。
当初はリバーシブルデザインを検討していましたが、リバーシブルにすると布が厚くなってしまい、重く、夏は暑く感じてしまうだろうということで、前後で切り替えられる2WAYデザインに変更しました。
またポケットもたくさんついているのもポイントです。
前側に4つ、後ろ側に2つ付いているので、携帯やフラグメントケース、メモ帳、ペン、アクセサリーなどさまざまなものを収納できます。
何かものづくりをされる方の仕事着としてもおすすめです。ポケットの中に、必要な道具たちを収納してもいいですよね。
そしてサイドにリボン紐がついています。ご自身の体型に合わせて、結び目を調節していただけます。
一度結び目を決めてしまえば、以降はシュパッとかぶるだけでOK。着脱がラクになりますね。
最後に、この新型エプロンのハイライトと言っても過言ではない、キッチンミトン付きデザインについてです!
私は普段からとにかくめんどくさがり屋でして、鍋を作って食卓に持っていく時も、キッチンミトンをせずに、自分の洋服の袖口で手をおおって、お鍋を運んだりします笑。
そんな私のことを気遣ってくれたのでしょうか。なんとこのエプロンは、サイドの裾の部分にスポンジが縫い込まれており、キッチンミトンのような厚手の生地になっているのです!
これには私も思わず膝を打ちました。
「これは最高!!」
とテンションが上がったのを今でも覚えています笑。
今回のエプロンはお客さまの叡智がつまった一品となりました。ぜひ、ご家庭だけでなく、お仕事着としても、活用していただけたら嬉しいです。
開発までのあれやこれや
これまでRICCI EVERYDAYで販売していたエプロンを、そろそろアップデートしたいなと考えていた矢先、スタッフから「お客さまから意見をもらうのはどうでしょう」と声が上がりました。
「たしかに。。。」
私はあまりエプロンを使うことがなく(料理するときもエプロンの存在を忘れて、そのままキッチンに立つこと多々あり)、どんなデザインがベストなのか正直わからなかったのです。
というわけでお客さまと会議しよう!と募集したところ、なんと6名のお客さまが駆けつけてくれました。
「この会議のために、アメリカ・ヒューストンからやってきました!明日帰ります!」
と、一瞬耳を疑うほどのフットワークの軽さを持ち合わせた方や、アーティスト、書道の先生、プロダクトデザインの方、海外滞在歴ありの方などなど、本当にさまざまなバックグラウンドの方が集まってくださいました。
出来上がるまでに2回、打ち合わせの場を持たせてもらったのですが、毎度熱い議論が繰り広げられ、私たちもその熱量の高さにびっくり!出てくるアイディアも、「確かに!!!」と思わされ、すかさずメモしたくなるものばかり。
「す、すごい。。。」
ただただそう思わされる時間でした。そしてシンプルに、楽しかったです。
普段、デザインをするプロセスは私一人、もしくはウガンダのサンプルメーカーのスーザンと二人だけのことが多いのですが、今回は、心強い援軍を得たような気持ちで、私自身もいつも以上に気合が入りました。
そしてお客さまと私たちの新しい関係を築くことができたのも、大きな学びでした。これからもぜひ、皆さんのお力を貸していただけたら嬉しいです。色々と教えてください。
引き続き、RICCI EVERYDAYをご愛顧いただきますよう、どうぞよろしくお願いします。