パープルで秋コーデを格上げ!-『RICCI EVERYDAYのカラパワコーデ』10月のまとめ-
こんにちは、RICCI EVERYDAYの佐々木幾代です。
11月を迎えると急に「今年もあと少し」という声が聞こえてくるようになりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私は来年用の手帳を購入しました。その手帳は「自分を耕す」をテーマにしていて、見ているだけでも楽しくなり、そしてファッションについても書かれているので学びにもなる素敵な手帳です。
2022年をどんな年にしようかワクワクします。
今回もInstagram企画『RICCI EVERYDAYのカラパワコーデ』で10月にご紹介したコーディネートについてお話します。
10月のテーマカラーはパープルでした。
それでは最後までお楽しみください。
1.1週目のコーディネート
2.2週目のコーディネート
3.3週目のコーディネート
4.4週目のコーディネート
5.まとめ
1.1週目のコーディネート
最初はパープルスカートに白Tシャツ、スカーフにイージートートを合わせたコーディネートです。
パープルはインパクトのある印象深いカラーなので、普段のコーディネートに取り入れるのはちょっとハードルが高いと思われる方も多いカラー。
そしてトーンの幅もパープルは広いので合わせる色に迷うかもしれません。どんなトーンにも合うのはやはり白です。
ダークカラーを合わせることが多くなるこれからの季節、白はハイライト効果として使えるカラーになります。
そしてバッグにはアースカラーがメインのイージートートを合わせて秋の雰囲気を出しています。
アースカラー、特にカーキ系のカラーはどんな色とも相性抜群で、大人っぽいコーデにもハマる色。
どんなトーンの紫にもとてもよく合い、スパイシーでクールな印象に仕上がります。
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次はこちら。
テーマ「Måneskin(モーネスキン)」
今年ユーロビジョンで優勝し、現在世界を駆け巡るイタリアのロックバンドMåneskin(モーネスキン)からインスパイアを受けたコーディネートです。
60~70年代にも流行った裾が広がったスラックスパンツに、濃いパープルのシアーブラウスを合わせて、ハードな印象のコーディネートに仕上げています。
ブラックと濃いパープルの組み合わせは非常にクールで、かつ、落ち着いた印象をあたえるので、かっこよく決めたい時におすすめです。
そしてそこに、デビル柄のミニアケロを投入することで、さらにハードさをプラスです。
デビル柄のパープルの部分がコーディネートとマッチしつつ、ポイントで使われているイエローとブルーがアクセントになります。
2.2週目のコーディネート
続いて2週目。
だんだんと肌寒く秋の気候を感じるようになってくる10月。朝晩の気温差も出てきます。そんな時には、日中の暑さにも耐えられる7分丈のトップスと、ストールで寒暖差の調整をするのがおススメです。
こちらのコーディネートは深みのあるパープルストールと白のレザースカートを合わせました。
明度の高いパープルは単品だと、パステル色で春っぽく見えてしまいますが、重みのあるパープルと季節感のあるレザーで秋を演出しています。
季節感を演出する色や素材を複数使いしてバランスを取れば、春も秋もどちらも活用できるアイテムが実は結構ありますので、コーディネートを賢くお楽しみいただけたらと思います。
続いてこちら。
ラインとカラーを駆使したパープルコーディネートです。
落ち着いたパープルとブラウンのストライプ柄のワンピースに、キコイ・カウホーン・バッグを合わせました。
キコイ・カウホーン・バッグのアフリカンプリント柄には、ポイントにパープルが使われているので、お洋服ともマッチします。
ワンピースのストライプと、キコイ・カウホーン・バッグの六角形柄のラインもマッチし、しつこくなりません。
シンプルに決めたいときには、バッグをキコイの面を外側にするとシンプルにまとまります。
キコイを使用したバッグは両面楽しんで頂けるのでコーディネートの幅も広がります。
3. 3週目のコーディネート
淡いパステル系のパープルとの組み合わせにオススメなのがブラック。パステル系のパープルはどうしても幼い雰囲気になりがちです。
そんな淡いパープルにブラックを合わせると、コーディネートのスパイスのような役割をしてくれます。
優しい雰囲気のパステル系のパープルのカーディガンにブラック系のワンピースを合わせれば、大人可愛い、カジュアルでカッコいい雰囲気に。
足元もブラックのショートブーツを合わせてスポーティーで可愛い雰囲気にしました。
バッグはブラウンベースのパープルとグリーン系ネオンカラーがポイントになっているアケロバッグ4WAYを。
クラッチにして持つとコーディネートのアクセントになり、オシャレ感もアップします。
持ち方を変えればまたバッグの印象が強くなり、全体の雰囲気も変わります。
同じコーディネートでも様々な印象の変化を楽しんで頂くことができるのがアケロシリーズの良いところです。
続いてこちら。
10月はハロウィンシーズンですね。
こちらはハロウィンを意識してパープルとオレンジで合わせたコーディネートです。
ポイントは「ザ・パープル」「ザ・オレンジ」をあまり使わずにコーディネートを仕上げたこと。
オレンジ系のブラウンカーディガンと深めのパープル、青に近いパープルが、良い意味でハロウィン感を打ち消し、さりげないハロウィンコーデにしてくれています。
シンプルなペーパービーズ・カラフルバッグやお洋服にはスカーフにインパクトを持たせるとおしゃれです。
4. 4週目のコーディネート
最終週、4週目です。
小花柄のパープル系のシャツを羽織ものとして使っています。
インナーにはボルドーカラーのTシャツを合わせています。
パープルとボルドーは単独カラーだと少し馴染みにくく、あまり相性がよくないとされるカラーですが、ベージュやカーキを一緒に取り入れると、一気に馴染みます。
どんなカラーとも相性が良く、主張しすぎないベージュやグレー、地球の大地や植物、海などの自然物をイメージしたアースカラー(カーキやテラコッタなど)を一緒に取り入れることで単独カラーだと合わないカラーも、繋ぎ役として良い仕事をしてくれます。
合わないからと諦める前に、少しだけ工夫してカラーを楽しんでみてください。
最後はこちら。
パープルジャケットにフューシャピンクのインナー、濃い目のデニムを合わせています。
パープルは「赤と青を混ぜたカラー」なので、同じく赤を混ぜてできるピンクとも馴染みやすい色合わせ。
このジャケットのように少しくすんだパープルにはビビットなピンクを合わせると、パキッと引き締め要素も加わり個性的な印象も出せるのでおすすめです。
くすみカラーは合わせやすく、取り入れやすいかと思いますが、肌のトーンが落ちて見えてしまったり、落ち着いた印象が出すぎてしまったりします。
そんな時はビビットなカラーをインナーやバッグ、スカーフなどの小物類に取り入れて、少し華やかさや明るさを出して色合わせをお楽しみください。
5.まとめ
いかがでしたか?10月のテーマカラーはパープルでした。
パープルは合わせにくそうでなかなか手に取らない、パステル系パープルは可愛くなりすぎてしまう、というお悩みのご参考となれば嬉しいです。
秋冬になるとダークトーン、特にアウターは黒や紺など暗いカラーが多くなってきます。
そんな時こそアフリカンプリントを差し色やコーディネートのポイントにしてファッションを楽しんで頂きたいと思います。
アフリカンプリントは決して夏だけのものではありません!様々なカラーやデザインがあり、秋冬コーディネートにもぴったりです。
引き続き皆さまからのお悩みや疑問、そして皆さまのコーディネート術など、Instagramのコメントなどで頂戴できれば嬉しいです。
秋冬のお洒落もアフリカンプリントを取り入れて楽しみましょう!