日本で自分が作った製品が喜ばれているときに「やりがい」が ~ ウガンダ工房マネージャー スーザン ~
こんにちは。
RICCI EVERYDAY The Hill(代官山直営店舗)メンバーです。
この「私のエンパワメント・ストーリー」の連載も今回で9回目を迎えますが、みなさんお楽しみいただいているでしょうか?
こちらの連載では、日本スタッフ、ウガンダスタッフ、そしてお客様に焦点を当て、これまでの人生で一歩踏み出した瞬間、大切にしている言葉など、ひとりひとりの人生のストーリーをお届けしています。
さて、本日のストーリーの主人公はウガンダスタッフのスーザンです。
今回は、ウガンダスタッフのキャロルがインタビューを行ってくれました。記念すべき、ウガンダ編第1弾どうぞお楽しみください!
1. RICCI EVERYDAYに出会うまで
2. 代表仲本との出会い
3. RICCI EVERYDAY ウガンダ工房の仲間について
4. やりがいを感じる瞬間
5. 一番大切なもの、そして幸せな瞬間
6. スーザンとキャロルの座右の名
7. 小さい頃、そして将来の夢
1. RICCI EVERYDAYに出会うまで
スーザンは現在、RICCIEVERYDAYウガンダ工房にてプロダクションマネージャーとして働いています。以前はOne Mango Treeというフェアトレードを行っている会社でテーラーとして働いていたそう。
そこではTシャツやバッグ、ドレスを縫っていたんだとか。
この経験がRICCI EVERYDAYでのお仕事にも活かされているようで、「今の仕事は自分に向いてると感じる。」と話してくれました。
2. 代表仲本との出会い
テーラーとしてのキャリアをスタートしたスーザンでしたが、2016年に以前働いていた会社が倒産してしまいます。会社をたたむ際に、前会社で使っていたミシンや機械をある会社に届けるよう言われます。
そこで新たな出会いが。
機械類の譲り先の会社ではチカさんという日本人女性が、テーラーの指導員として働いていました。その場で連絡先を交換したスーザンは、彼女との親交を深めます。実は、チカさんは RICCI EVERYDAYの代表仲本の知り合いでもあり、スーザンを新しいテーラーとして紹介してくれたのだとか。これがきっかけで、スーザンはRICCI EVERYDAYの立ち上げメンバーの1人として仲本と奔走する日々が始まります。
RICCI EVERYDAYで働いてから何か心境や生活に変化はありましたか?と質問すると、「ちゃんと自分で朝起きられるようになったわ!」と茶目っ気たっぷりな回答が返ってきましたが、仲本にとってスーザンは良き相談相手でもあり、他のスタッフのお姉さん的存在でもあるそうです。RICCI EVERYDAYにとって欠かせないたいせつな仲間の1人です。
3. RICCIEVERYDAYウガンダ工房の仲間について
「RICCI EVERYDAYの仲間はとても働き者。」とまず一言。
続けて「みんなとても協力的でチームワークが良いの。」と話してくれました。
「お互いがお互いを尊重していて、責任感を持って働いているの。」と。だからマネージャーとして彼女らの働く姿勢を指導する必要がなくて助かっているとのこと。
私は今、キャロルがスーザンにインタビューしてくれた音源をこうして文字に起こしているのですが、工房の和気あいあいとした様子が伝わってきます。以前仲本がウガンダにいた際に行われた日本とのミーティングでは、スタッフたちが歌いながら働いている様子が聞こえてきて、当初工房のBGMかと勘違いしたこともあります笑
楽しみながら、でもきっちり与えられた仕事をこなす。これがウガンダ工房のポリシーのようです。
4. やりがいを感じる瞬間
「自分の手で作った製品がお客様や日本のスタッフに喜ばれているときにやりがいを感じる。」というスーザン。
また経験もなく0から始めたスタッフが、成長して評価を受けている姿を見るととても達成感があるとも話してくれました。決して平坦ではない道のりを乗り越えて、努力を重ねて、ひとつのゴールを迎える姿に感動を覚えるそうです。
仲本曰くスーザンは責任感が強く、依頼された仕事はキチッとこなす、たとえ無理難題でも果敢に立ち向かう、そんな職人気質の強い人柄なのだとか。だからこそ、スタッフの成長に喜びを感じることができるんでしょうね。
5. 一番大切なもの、そして幸せな瞬間
スーザンには最愛のお子さんたちがいます。
あなたにとって1番大切なものは?という質問には迷うことなく、その娘さんたちだと答えてくれました。家族と過ごすひとときがもっとも幸せな瞬間なんだとか。
また、周りの援助無しに彼女たちの学費を支払うことができたときは達成感でいっぱいだったそうです。「娘たちが学校を終えて、良い仕事に就いたら、人生で最良の日になるだろうな。」とも話してくれました。
6. スーザンとキャロルの座右の名
この質問には少し困った様子のスーザン。キャロルが例として自身の座右の銘を話していたのですが、これがまたなんとも素敵で、、。せっかくなのでこちらも紹介したいと思います!
キャロルの座右の銘は、
"Forward Ever, Backward Never "
(振り返らず、前進あるのみ)
この言葉に背中を押されながら、自分の夢に向かってどんな状況も突き進んでいるそうです。「”今日”の自分にたどり着くために、”昨日”までやってきたことは自分が何者であるのかを決められない。」と。
そしてスーザンからは後日回答が返ってきました。
スーザンの座右の銘は、
"Put God first in everything that you decide to do"
(何かを決めるときには神様を第一に)
「今の自分があるのは神様のおかげ。だからこれからも良い方向に導いてくれると信じている。」とのことです。
7. 小さい頃、そして将来の夢
小さい頃は看護師になりたかったというスーザン。しかし、学校には1学期間しか通うことができずにその夢を諦めたと言います。
だからこそ、自分の子供達を自分の力で学校に通わせることができたときの喜びはひとしおだったはず。現在は、これまでのキャリアを活かして自分でビジネスを立ち上げるのが夢だそうです。
いかがでしたか?
ウガンダスタッフとは、製品を通しての繋がりが主ですが、こうしてインタビューを通して日本のお客様にも現地スタッフひとりひとりの個性や魅力をお伝えできればと思います。
スーザン、キャロル、今回のインタビューにご協力いただきありがとうございました。次回の私のエンパワメント・ストーリーもお楽しみに!
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