私の半生を題材とした本「アフリカで、バッグの会社 はじめました」が第70回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書(中学校の部)に選出されました!!
皆さん、こんにちは。RICCI EVERYDAYの仲本千津です。
今日はビッグニュースを皆さんにご報告します!私も聞いた時は、「ぎゃー!!」とショールームに響き渡る声で叫んでしまいました笑。
実は、昨年6月に出版した私の半生を題材にした本が、第70回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書(中学校の部)に選出されました。毎年3冊選ばれているようなのですが、その内の1冊に私たちの本が選ばれるなんて、本当に感無量です。
これも、文才と構成力あふれる児童書作家の江口さんと、敏腕編集力をもつさ・え・ら書房の佐藤さん、そして日頃からRICCI EVERYDAYを支えてくださる皆さん、日本・ウガンダのスタッフのみんなのおかげだと、心から感謝しています。
一人でも多くの中学生の皆さんに、この本が届くように、私もできることを色々トライしていこうと思います。
例えば・・・
- 作家の江口さんと、本の制作秘話について対談したい
- これまでの約10年間で起こったことや感じたことで本の中でカバーできなかったことを、B面コラムとして書きたい
- 中学生の皆さんから質問を受け付けて、インスタライブで回答していきたい
- 本屋さんに手作り(!)ポップを飾ってもらいたい
などなどです。
中学生の皆さん、読書感想文を書くのはもしかしたら苦痛かもしれませんが(現に私がそうだったので笑)、一緒に乗り越えましょう!!分からないことがあれば、どしどしメッセージをお寄せくださいね。
そんな私はここ最近、というかワシントンD.C.への派遣プログラムに参加して特にですが、自分の皮がまた一枚剥けるような、脱皮準備に入ったような感覚でいます(脱皮するのはもう少し先)。詳しくは前回のコラムをぜひご覧ください。
次なるステップに向かうため、実験的にいくつかのことを進めていきたいなと考えています。
まずは、これまでの経験を元に、ウガンダ北部に暮らす南スーダン難民女性たちと一緒に、ものづくりに取り組むこと。何を作るべきか、どのような環境を整えるべきかを考えて、彼女たちが継続的に収入を得られるような仕組みを構築していきます。
二つ目には、ウガンダだけでなく、アフリカ諸国、さらには世界中の女性たちによる手仕事を知ること。そこで生み出されている製品を通じて、女性たちの生活ぶりや、その国が抱える社会課題などを深堀り、皆さんとも共有できる場を持ちたいと思います。
三つ目には、本書にも出てきたウガンダの伝統工芸であるバーククロスの、レザーの代替素材としての可能性を模索すること。完全に植物性由来の代替素材であるバーククロスの耐久性を高め、より多くのステークホルダーが活用できるようにしていきたいです。
本の続編があるならば、この辺りのことからお話がスタートするかもしれないですね笑。これが今後10年でどのように芽を出すのか。はたまた出さないのか。あまり先のことは考えすぎず、チャンスが舞い込んできたらそれをキャッチして、全力で取り組んでいきたいと思います!
というわけで話は戻りますが、ぜひこの機会に、本書を手にとって読んでみていただけると嬉しいです。そして周りに中学生のお知り合いがいましたら、オススメしていただけますとさらに嬉しいです!
『アフリカで、バッグの会社はじめました――“寄り道多め”仲本千津の進んできた道』
著者:江口絵理
定価:1,500円+税=1,650円
出版社:さ・え・ら書房
刊行:2023年6月下旬
ちなみに江口さんが、この本ができるまでを、赤裸々にまとめてくれたコラムがあります。シリーズになっていますので、本ができるまでの臨場感を感じていただけると思います。
これから夏休みに向けて、多くの中学生の方とオンライン・オフラインを通じて交流できることを楽しみにしています。
引き続き、RICCI EVERYDAYをどうぞよろしくお願いいたします。
仲本千津
(昨年撮影した江口さんとの写真)
(本の出版記念イベントとでの写真)
(有隣堂恵比寿店での本の出版記念ポップアップの写真)
(本にサインをしまくるぞーの写真)
(ヒデさん・江口さんとの鼎談イベントでの写真)