「学ぶこと、行動することを止めないようにしたい」- イベント運営・コラム運用担当 朝川彩名 -

こんにちは、RICCI EVERYDAYの髙井です。

今回のコラムは、久しぶりに「私が一歩踏み出した時」がテーマです。「私が一歩踏み出した時」では、RICCI EVERYDAYのスタッフにインタビュー、彼らの半生でターニングポイントとなった出来事を深掘りしていきます。

 

今回の主人公は、ショールームイベント運営、コラムやSNS、メルマガの運用など、約半年間のインターンシップを通して様々な業務に関わってきた朝川彩名さんです。

 

朝川さんは現在大学生で、なんとこの9月からイギリスのロンドンに、教育についてより深く学ぶために留学されます!バイタリティー溢れる彼女の歩んできた道と今後について、たくさんお話を聞かせてもらいました。

 

ぜひ最後までお楽しみください!

 

1.RICCI EVERYDAYを知ったきっかけ

2.朝川さんを変えた「ウガンダ」との出会い

3.RICCI EVERYDAYで学んだソーシャルビジネス

4.今後の展望


1.RICCI EVERYDAYを知ったきっかけ

朝川さんがRICCI EVERYDAYを知ったのは、大学の授業で「アフリカとビジネス」について調べた際に、ネット検索でトップに出てきたことがきっかけだったそう。

そこからオンラインストアをチェックするようになり、たまたま採用ページを発見しインターン応募に至ったそうです。

アフリカに関わる仕事にチャレンジしてみたいと漠然と考えていたことも後押ししたと語っていました。

2.朝川さんを変えた「ウガンダ」との出会い

そもそも、なぜ朝川さんはアフリカに興味をもったのか。質問をぶつけてみたところ、意外な答えが返ってきました。

 

「アフリカよりも先に、まずウガンダに興味をもったんです。」 

 

高校生の頃に、総合の時間に水問題について調べたときにたまたまウガンダが出てきたことがきっかけで、朝川さんの中でウガンダが「気になる国」になったそう。特にアフリカに興味をもっていたわけではなかったそうです。

 

「ウガンダは水問題の他に、児童労働や難民問題などに課題を抱えていて、私が子ども関係のことに興味があったことや、自分の周りに難民の人がいたことなど、自分の中の興味関心がウガンダと全てつながったんです」

 

そしてアフリカ研究のできる大学に入学。

 

「最初は児童労働や難民問題など、マイナスのイメージから興味をもったが、アフリカについて学んでいくうちに、女性の起業家が多く存在しているなどのプラスの側面を知りました。」


その後、ウガンダに渡航。

現状を目の当たりにして、現地の課題を肌で感じたと言います。また、そこでの経験が進路について考えるきっかけになります。


「孤児や難民の子のいる施設で働きました。現地の人と関わり合える、草の根で活動することが自分には向いているのではないかと、その時に感じました。」

(ウガンダの教会で子どもたちと遊んでいる時の1枚)

(ウガンダで1番生き生きしているベストフォト!)

RICCI EVERYDAYのインターン応募にも、そこでも経験が影響を与えたそう。


「NGOは持続可能なのかという疑問がわくようになりました。ビジネスなら現地の人と対等な関係を築けるのではないかと思いました。現地の人とビジネスパートナーとして仕事をするのが素敵だと思うようになったんです。それがRICCI EVERYDAYでのインターンにつながりました。」


3.RICCI EVERYDAYで学んだソーシャルビジネス


「インターンではソーシャルビジネスの良い部分も難しい部分も見えました。良い部分は、業務がしんどいときもウガンダの人たちとの繋がりを感じられたところ。また、日本の人たちに対しての「自分らしさ」を見つけてほしいというメッセージに、教育との共通点を感じました。」


 

RICCI EVERYDAYでの経験から、「働く」ということについても学んだという朝川さん。

「RICCI EVERYDAYでは学んだことが多すぎました。働くということはボランティアとは違う。仕事の先には「相手がいる」ということや、責任をもって取り組むということを学びました。今後、教育で国際協力に関わるなら、「相手」が幸せになるためにはどうしたらいいのかを、責任感をもって取り組んでいきたいと、強く思うようになりました。」


4.今後の展望

9月からイギリスに渡り、ロンドンの大学で教育について学ぶ朝川さん。

「今は特に教育や子どもの人権に興味があります。アフリカは、研究のフィールドとして関われたらいいなと思っています。」


(大学の研修プログラムで訪れたコートジボワールの子どもたち)

また、将来は国際協力の現場で働きたいという想いがあります。

「国際協力に関わっている人は、どの仕事をしている人も葛藤を抱えていると思います。でもみんなできる最大限のことをしているんだと思います。困難なことがあった時に、そこで諦めるのではなく、悩み続け、行動し続けたら良い方向にいくのでは、それが大事なのではと思っています。」

(コートジボワールのアフリカ開発銀行での1枚)


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久々にお送りした「私の一歩踏み出した時」のストーリーはいかがでしたか?

 

朝川さんにインタビューをした中で、印象に残った言葉がありました。それは朝川さんが今後について語ってくれた時に言っていた

「学ぶことを忘れないようにしたい。行動を止めないようにしたい。」

という言葉です。

 

私も国際協力について考える人間の端くれとして、学ぶことと行動することを繰り返す、ということの大切さについて、改めて自戒させられました。

 

朝川さん、インタビューにご協力いただきありがとうございました。

 

これから留学し、ご自身の夢に向かって羽ばたいていく朝川さんを、仲間としてずっと応援し続けたいです!