世界環境デーとRICCI EVERYDAY~モノづくりから考える環境問題~
皆さん、こんにちは。RICCI EVERYDAYの橋本です。お元気ですか?
6月に入り、ついに梅雨入りをしましたね。
6月といえば、「Pride Month」。そして、6月5日は、「世界環境デー」でしたね。
今月はさまざまトピックに関して学ぶ機会が多いなと思います。
今回は、6月5日の「世界環境デー」にちなみ、RICCI EVERYDAYの取り組みについてご紹介いたします。
目次
1.「世界環境デー」とは
2.環境×RICCI EVERYDAY
3.さいごに
1.「世界環境デー」とは
環境省によると「世界環境デー」は以下のように説明されています。
「6月5日は環境の日です。これは、1972年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたものです。
国連では、日本の提案を受けて6月5日を「世界環境デー」と定めており、日本では「環境基本法」(平成5年)が「環境の日」を定めています。」
意外や意外。世界環境デーは日本から国連に提案されたものだったのです!
(厳密にいうと、日本とセネガルからの提案)
2023年の世界環境デーのテーマは「プラスチック汚染の解決策」でした。
近年は、プラスチック製品による環境汚染や問題が大きな課題となっています。
世界中では、プラスチック削減のためにさまざまな取り組みが行われていますね。
2.環境×RICCI EVERYDAY
2-1.プラスチックや化学繊維を使用しない
RICCI EVERYDAYでは、プラスチックをはじめ、化学繊維を使用しないように取り組んでいます。
アパレル産業がこれまで環境問題に大きく影響をおよぼしてきた歴史があるからこそ、RICCI EVERYDAYは、環境に負荷をかけないモノづくりを心掛けています。
製品の大部分を占める素材はもちろん、パーツまでこだわって使用しています。
例えば
アケロバッグシリーズでは、
・アフリカンプリント(コットン)
・牛革(ウガンダの食肉の牛からいただいた革)
・各金属パーツ
など、ウガンダや日本でまかなうことができる素材を使用しています。
最近では、NAWOLOVUラインや、GIFT from TRASH コレクションでは、ウガンダに流れてくる世界中の古着のデニムとアフリカンプリントのハギレを使用して、バッグを製作したり…!
わざわざ新たな素材を生み出すより、この世のなかにあるものをうまく活用しています。
0→1のように何かを生み出すことがクリエイティビティと考えられがちですが、あるもので工夫することもクリエイティビティですよね。
2-2.長く使える製品、そして、製品の背景をつたえること
製品を長くお使いいただきたいという思いもあります。
長く使えば使うほど、愛着が湧きますし、物に対する考えも変わるでしょう。
また、コラムやSNSなどを通して、製品の作り手たちであるウガンダ工房のスタッフたちの様子をお届けしています。
人間の手でひとつひとつ丁寧につくられたものだということがわかると、より長く使おうという思いがでてくると思います。
その思いというのは、目に見えるものではありませんが、使い手と作り手が繋がることを意味するのではないでしょうか。
3.さいごに
いかがでしたでしょうか。
環境について考えることは、とてつもなく規模の大きいものと感じるかもしれません。
自分ができるところから取り組んでいく、それを、世界中の人々、それぞれでやることで大きな結果になるのではと思います。
環境に関して考える時、いつも大学時代にお世話になった教授が私に話してくれたことを思い出します。
「橋本くん、今世界中が資源や領土、経済をめぐって争いを起こしているけど、どうやったら解決するか知っているかい?世界中の環境問題を解決すれば、国が豊かになり、国同士で争う必要がなくなるんだよね~。でも、どうしてか、みんな、わかりやすい経済にばかり目がいってしまうんだ…。我々はそろそろ、真正面から現実と向き合うべきだと思うよ。」